2013/10/09

日本初!大型商業施設の「雨の庭TM」~研修~

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おひさしぶりのブログです。。昼も夜も仕事づけの日々が続き・・・
この週末には、小出兼久先生のランドスケーピングされている
日本初!大型商業施設の雨の庭TMの現場検証を兼ねた研修にJXDA岡山支部メンバー4人で・・中部地方に行って来ました。。

小出先生のすごさは・・雨の庭TMにかける情熱もそうだが、風のように動き、ランドスケープとはこうするんだ!とその現場で身を持って教えてくれるトコロ。。口で理詰めばかり言う評論家先生とは、わけが違う。。


*今回は完成前ということもあり・・詳細な場所ならび現場検証の写真は控えさせていただきます。。またお見せしますので・・・・

こんだけ話題性のある事項ですので、新聞などのメディアに掲載されるそうですから・・注目です!
ですから今回は、雨の庭TMのランドスケーピングの概要をぼくの書いたイラストで簡単に説明いたします。。。
屋上からの雨水は地上部に造られた緑地帯の中で浸透し・・生物多様性の環境と汚染物質の
浄化が生まれるシステムとなっている。。オリジナルデザインされた4本の縦トイのモニュメントは
カッコよく・・先生のセンスが感じられる作品です。。。(イラストの下手な絵は参考になりません)。。この4本の縦トイから集水され・・雨水を緑地帯へと導いています。。また地下部分は、汚染された水をそのまま浸透させないために・・汚染物質の90%以上を濾過できるしくみになってます。。
 

=機能的ランドスケープ「雨の庭TM」の偉大さ=

小出先生の、この作品の本当のすごさは・・表面的に目で見て確かめることのできない、内部システムにあります。要するに「土中」にあるということです。生物的システムを使って浄化をする装置
「バイオレメディエーション」というものです。このシステムは、樹木・灌木・さまざまな草花を用いてつくり、土壌に有益な細菌と微生物とで・・植物や土壌への汚染物質の取り込みを促進する装置です。。この生物浄化作用のシステムを設置していること・・ここが簡単にはできない聖域なのです。

 

水の神様のもとへ・・

研修の翌日・・小出先生に連れていってもらった多度大社>>>
「お伊勢参らばお多度もかけよ・・お多度かけねば片参り」と詠われている程で天照大神の
第3子・・天津彦根命を主祭神とする神社です。

        雨の・・・・・宮ですね!まさに水の神様です。。

多度大社には・・白馬がいます。。神様は、白馬にまたがって降臨される・・の神話から
この地では2m位の上り坂を駆け上がる「上げ馬神事」という行事があるということです。。

伊勢の神宮の・・ 天照大神も祀られていました。。。
この社で目をひくのは・・・いろいろな色をもつ「コケ」だ!雨の・・宮にして植物界のコケたちが魅了する。。水の神様はコケたちを寵愛してるように見えました。。。
 
天照大神が祀られた石組みのまわりは、まばゆいばかりの閃光を放っているかのごとく・・
輝いているように見える黄金色の・・コケ!まさに・・・神秘的とはこのこと。。
 
天照大神の所だけ・・なんか差別化して創ったかのごとく>>>別世界!
やっぱり・・母は強いんだな!
 

 
雨の宮の降り口付近には・・若草色のコケが 陣取っています。。
 
ここでも>>>この山からの小さな水の流れを情緒的に見せているのは・・コケ
ビロード色の中から生えるシダが・・更にいいアクセントになっています。。
 

=神社・仏閣参拝の趣味=

小出先生は・・いつも僕たちを意味のあるところに連れて行ってくださいます。。感謝です・・・・
しかし先生は・・神社・仏閣めぐりが大好きですね~日本全土・・時間があれば足を運んでいます。
ランドスケーピングに通じる大切な要素が含まれていることは、解るのですが・・・・・・・
 
たとえば・・その地域の歩んできた歴史や風土を感じ、自生している樹木や草花の生態を知り
社の造りや石張りに学ぶことができることetc<<<<
でももしかして・・・神々とコソコソなにかの交信をしに行ってる気がするのは??ぼくだけなのか!

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